包丁

刀鍛冶が本気で作る 和包丁

刀鍛冶が本気で作ります。
材料も日本刀とまったく同じです。
作り方も日本刀と同じです。
包丁だからと言って、手を抜いたり、材料の質を落としたりしません。
正真正銘、日本刀と全く同じ材料、全く同じ作り方の包丁です。

材料

日本刀と同じ材料を使います。

日本刀の製作に使えない質の悪い材料ではなく、
お客様の包丁に合わせて、材料の砂鉄から厳選します。

その砂鉄からご注文に合わせた鋼を作ることが包丁作りの第一歩です

 

作り方

日本刀と同じ製作方法で作る包丁です。
包丁の為に製鉄した材料(玉鋼)の良質の部分を使い
1,折り返し鍛錬

2,素延べ
3,火造り
4,生仕上げ
5,土置き
6,焼き入れ
7、鍛冶押し

日本刀の製作方法と全く同じです。
包丁だからと言って、各作業手抜き等はしません。

研ぎ

毎日使用するものだから、日本刀と同じ美術用の研ぎではなく一般の高級包丁と同じ研ぎです。

鑑賞用であれば、日本刀の研ぎ師さんへお願いして美術刀剣用の研磨をする方が良いのですが
毎日の使用と、料理人の方が自ら研ぎ直しをする事を第一に考え、
研ぎは、高級包丁と同じ包丁研ぎにしています。

包丁の研ぎは、一振り一振り、その都度 大阪堺の包丁の研ぎ職人へ研磨を依頼しています。

包丁の値段の目安

日本刀とまったく同じ作り方なので、日本刀と同じだけお値段がかかります。
それは、日本刀と同じ材料、日本刀と同じ製作方法の証だと思ってください。

私の場合、刃渡り30センチ未満の短刀が50万円(税別)です。

材料と製作時間は、短刀(日本刀)と同じだけ必要ですが、以下の3点分だけ日本刀より安くなります。

●研ぎ代の差額分

包丁の研ぎのほうが、日本刀用の美術研磨より安いので、差額分値段を下げています

●鞘とハバキの差額

包丁は、鞘(さや)とハバキ等の工作が不要の為、その差額分値段を下げています

●登録証の差額

包丁には登録が必要ない為、その差額分値段を下げています

納期の目安 (3ヶ月以上)

日本刀と違い鞘(さや)とハバキの製作や登録証の発行がない分、
短くできますが3ヶ月以上を考えて下さい。

包丁の種類

製作する包丁は文化包丁と刺身包丁の2種類のみです。

日本刀製作がメインの為、色々な包丁を製作することが困難な為に、この2種類のみで対応しています。

刺身包丁包丁

【価格】7寸35万円(税別)〜 要見積(長さと幅により値段が異なります)
【納期】3ヶ月以上

 

文化包丁

【価格】6寸35万円(税別)〜
【納期】3ヶ月以上

 

注文について

まずは、お気軽にお問い合わせ(見積)下さい

注文後に製作しますので、在庫はありません。

お客様の為に、特別に製作するオーダー包丁です。

お問い合わせ時に以下の情報を教えてください

①包丁の種別(刺身包丁・文化包丁)

②刃渡り

③利き腕(左・右)